新型コロナウイルス感染症への対応について緊急要望書を提出しました。

新型コロナウイルス感染症の感染者の増加が止まらない中、区民の皆さんの安全を守るため、区議会公明党と共に緊急の要望書を提出いたしました。

内容は以下の通りです。


令和3年8月12日

大田区長
松原 忠義 様

自由民主党大田区民連合
幹事長 伊佐治 剛
大田区議会公明党
幹事長 田村 英樹

新型コロナウイルス感染症への対応に関する緊急要望

東京都においては、令和 2 年 4 月と令和 3 年 1 月・4 月に続き、四度目となる緊急事態宣言が 7 月 12 日から発出となりました。

緊急事態宣言区域では、感染拡大の主な起点となっている飲食の場面に対する対策の更なる強化を図るとともに、今後、従来株から変異株に置き換わりが進むことが推定されることを踏まえ、徹底した感染防止策に取り組んでおりますが、東京都の新規陽性者数はここ数日 3,000 人台が続き、連日過去最多を更新している極めて切迫した状態となっています。

こうした現下の状況を踏まえ、事態の収束に向けて、区民の不安軽減と生命・健康を守るために、下記の事項を講じられるよう要望します。

1 保健所の体制は随時強化が図られてきたが、現下の感染状況を踏まえると、今後、業務負荷はこれまでの想定を超える可能性もある。このため、限りある人員をより効果的に活用できるよう、現下に求められる優先度の高い業務に集中するなど執行体制を工夫すること。その際は、特に保健所の執行体制の強化を図ること。

2 新型コロナワクチンの接種事業は、国からのワクチン供給量に合わせ、接種会場や診療所の場所などの接種体制を柔軟かつ迅速に講じ、区民の理解と安心のもと、感染症の終息に向けて、希望する区民が円滑に接種できるよう尽力すること。

3 新型コロナワクチンの接種事業は、特に高齢者の接種が進み、新規感染者に占める高齢者の割合の低下など一定の効果がある。一方で、小中学校に通う児童・生徒は、ワクチン接種を可とする年代に対し、副反応などの不安を解消するとともに、学びを保障し、健康で安全な生活を送ることができるよう、医師会など関係機関と十分連携し、季節性インフルエンザワクチンの予防接種への助成など支援策も検討すること。

4 そのほか新型コロナウイルス感染症対策を実行するために必要となる予算措置を積極かつ柔軟に講ずるとともに、事業の休止などで不用となった予算を必要な事業に振り向けるよう工夫すること。

以上

この記事を書いた人

自由民主党大田区議団・無所属の会

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